目を閉じて必死に「ここはトイレ…ここはトイレ…」とイメージ戦略。手術後で絶食だったので大きい方がなかったのがせめてもの救いだった。貴重だけどつらい体験。
3日目からは普通に食事も可能。
酸素マスクも外され点滴も朝夕2回になり歩けない以外は身軽に。看護師さんに車椅子を押してもらいトイレにも行けるようになったのが嬉しかった。
5日目あたりから松葉杖の訓練開始。
松葉杖も使うのは初めてだが、これがなかなか難しい。
腕の筋力がある程度ないと無理よねこれ。
そんな感じで7日目あたりからは右足が使えない以外はわりと普通の生活。食事制限もないので松葉杖移動で1階の自販機でアイスも買って食べられる。ありがたいことに最近は病室での電子機器の使用に制限は特に設けられていないのでPCもスマートフォンもタブレット端末も使えるので暇つぶしアイテムには不足しなかったが、ずっとせまい病室や病院内で生活していると楽しいはずの事も
楽しくなくなる事もあった。(余談だが、通信データ量が当然普段よりかなり多くなりやりくりに苦労した)
そんな中で地元の病院ということもあり見舞いに何人か来てくれた。それぞれ特徴あるお土産を持ってきてくれていろいろ話をしてくれた。入院患者にとっては一番新鮮なイベントなんだなあと痛感。
入院生活でわずかな楽しみといえば食事。病院のご飯なので薄味だし量も少なめではじめのうちは物足りなかったりしたけど、これもすぐ慣れた。まあ、10代20代の若い人にはつらいだろうけど。
基本的に朝はパンとおかず、フルーツと牛乳、昼夕はごはんとおかず3品だがたまにカレーライスやグラタン、うどんが出てくるとかなりうれしい。事前に選択できるメニューもある。
カレーはかなりテンションあがった
と、そんな感じでゆっくりリハビリしながらちょっと退屈な3週間半の入院生活であった。
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