2015年6月6日土曜日

入院記録【傷害発生(1日目)〜手術(2日目)】

職場で移動中に滑りやすい場所で転倒。直進中に右手方面に気を取られた瞬間に右腰を下にちょうど野球の走者のスライディングのような形で滑り込み倒れた。倒れた直後は痛いけどしばらくすれば治るな、程度の感覚だった。だが立ち上がって椅子に座ったはいいが、そこから再び立ち上がれない。立ち上がろうとすると右足付け根あたりが痛くて力が入らない。その後、人の協力もありなんとか帰宅できた。その間ずっと異常な喉の渇き。

帰宅後。座った姿勢(座位)以外をとると痛みがつらくトイレに行くのもやっと。食欲はわかなかったが、痛み止めの錠剤を飲むためにレトルトのおかゆを胃に流しこむ。結局痛み止めもたいして効果が出ず、それでもなんとか横になって眠れないだろうかといろいろな姿勢をとって試行錯誤してみるが、始めは痛みがなくても同じ体勢を取りつづけているとだんだん痛くなったりして結局ほとんど椅子に座ったままで朝を迎える。

翌日。応援を呼び病院へ連れて行ってもらう。診察とレントゲン検査の結果、右大腿骨頸部骨折と診断された。60歳以上の高齢者が骨粗しょう症の影響でよく折る箇所らしいが、逆にそれ未満の若年者が折ることは稀なケースだという。かなりの衝撃を受けないと折れないらしい…
そして保存療法と手術療法のどちらかを選択。保存療法は手術しなくていいが時間がかかるし寝たきりであんまりいいことなし。手術療法はボルトを埋め込んで固定することにより術後すぐ動けるようになるし治りも早いが僅かだが不都合な事が起きる可能性がある。
少しだけ考えた後手術してもらうことで同意しサインをする。人生初めての手術と入院である。

運良くその日の午後に手術可能ということでそのまま各種手術前検査を済ませ入院病棟病室へ移動。各担当者から説明を受けたのち、いよいよベッドごと手術室へ運ばれる。

手術室で点滴にて全身麻酔。顔の外側から中心に向かって一気に感覚がなくなっていく感じがして
次に気がついたらもう手術は終わっていた。開始時刻も終了時刻も知らされてないのではっきりとしたことはわからないが2時間くらいで手術は無事成功した。



手術後のレントゲン写真。
ボルトでがっちり固定されるの巻。


入院生活編につづく

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