2016年5月8日日曜日

Chromebookについて

ChromebookとはGoogleが提唱する新しいタイプのパソコンである。
説明は以下が詳しい。

いくつかのメーカーから発売されているが、私が所持しているのはASUS Chromebook Flip C100PA である
昨年10月末に購入。半年ほど経ったので主にChromebookについてレポートを書いてみることにする。


まずChromebook Flipの製品としてのほかにはない利点はその扱いやすさ。10.1型のタブレット端末並の大きさでかつ重量が890g1kgを切っている。本体もがっしりした造りでスピンドルレスと持ち運び時も安心感がある。そして約9時間持つバッテリー。持ち運び用のPCとしては最強だと思う。


アプリケーションはChrome上で動くChromeアプリかブラウザ上で動くウェブアプリを利用する形になるが、マイクロソフトのOfficeのオンライン版がかなり使いやすくなってきているので基本的な入力作業などは問題ない。ほかにもEvernoteTweetDeckなどのウェブ版も使いやすくなってきた。写真加工もトリミングや回転など基本的作業は標準でこなせる。


キー配列についてはWindowsで慣れているとDelキーがないのを不便に感じるが(検索キー+Backspaceキーで可能)普段の文字入力では特に問題はないと感じる。ファンクションキーを多様している人には少々使いづらいかもしれない。ただ、Android搭載のタブレット端末にキーボードを接続して使うことを思えばはるかに快適であるとは思う。

Chromebookではタッチパネル搭載モデルは少ないが、私の所持しているFlip珍しくタッチパネル搭載である。当初は不要と思ったが補助的な役割でタッチパネル操作が効いてくる場面があり思いの外便利に感じている。


Chromebookは基本的にネット接続を前提としたパソコンなので使用時にはネット接続をするのがベターなのだが、こちらもスマートフォンのテザリング機能を使ったり最近増えてきた飲食店などの公衆無線LANを利用すればOK特に公衆無線LANに接続する場合にはChromebookはローカルに個人情報などはほとんど保存されていないことや、接続した回線の種類によって注意を促してくれるメッセージが出てきたりとWindowsPCなどと比べて安心して使える。(その上での注意点としてはhttps接続されているかのチェックは必要)


以上ざっと感想など。
Windows10搭載のノートPC3万円台で登場するなど、価格面ではあまり優位性はなくなってしまったChromebookではあるけれど、スマートフォンやタブレット端末では文字入力などで頼りない、でもWindowsほど機能はいらないという場合には絶妙な使い勝手のデバイスである。近い将来、Android用アプリがChromebookでも使えるようになるのではないかという噂もあり、これからも楽しみな存在である。


P.S. 1011型あたりで1kgを切る軽量な製品をもう少し各メーカーに出してほしい。


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